電気工事

電気盤類搬入据付
電気設備の配電盤とは大小様々なサイズがあります。1人で持てるものから、1tを超える重量の盤もあります。特に重量のある盤の搬入据付作業にはクレーン等の重機作業になる場合もありますので、事前の工事計画で玉掛けの有資格者、監視人等の配置、バリケードの設置等、安全対策にも充分気を遣い作業を行います。

 

電気機器類取付 機器取付
電気機器とは各種スイッチ、計器類、照明器具等をいいます。取付の際には施工図に基づき作業しますが、また実際に使用するお客様の立場になり、より使いやすい位置の検討も必要です。主にアンカー等を使用して取付ます。

 

配線棚取付 配線棚 取付 ラック
配線棚とは配電盤から各機器付近までの電路、「電線の道づくり」のようなものです。特に多数の電線を通していく際に非常に有効です。アルミ製や溶融亜鉛メッキ製など現場の環境に合わせた材質、施工法などがあります。主に電動工具での切断、穴あけ加工を行い壁や天井に取付していきます。

 

電線管取付 電線管 取付
電線管とは配線棚から各機器までの電路になり、実際に機器に接続する場合がほとんどです。厚鋼電線管、薄鋼電線管、塩化ビニル電線管等、現場の環境にあわせた材質があり、それぞれ施工法も違うので注意が必要です。施工は曲げ、切断、ネジ切加工等を行い取付ます。

 

配線 配線
配線作業は電路上に電線を布設していきます。電線の太さや種類も様々あり、距離によっては大人数で布設する場合もあります。また延線ローラー等の器具を使うことにより省力化を行うことも可能です。

 

結線 結線
結線作業は布設された電線を配電盤や機器に接続する作業になります。誤結線等があると事故の原因となるため、細心の注意をはらい、確実に接続します。また結線後に導通確認、絶縁測定等、各種自主検査を行い事故予防に努めます。

 

試運転 電圧測定
試運転は結線作業完了後、実際に機器等を動かし確認を行います。そこで発生した不具合の対応を行い、試運転完了で電気設備として完成します。